よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

ラオス・ビエンチャンの病院視察

f:id:itomoji2002:20210915130143j:plain

コロナにより我々の海外での全ての活動が止まりましたたぶん2〜3年は難しいかもしれませんがコロナが終息し、早期に海外との交流ができるようになれば良いと思っています。以下は5年前の記事です。

 

「ある時期まで私が歩んだ道は、海外で活動するためにあったと、どきどき考えます。しかし、ここに来るまでに20年前から香港で会社を設立し、中国で幾つかビジネス創造にトライし、ベトナムを含むASEAN10ヶ国の内ブルネイを除く(その後訪問済み)9ヶ国を訪問しリサーチを行い、4年の年月を経て、最終的にパートナーと一緒にホーチミンの小児診療所への投資をしました。

 

結局は軸足を日本に残したままの趣味の域を出ない活動であったのだと反芻しています。

 

やり残したことが数多くあり、日本の活動を止められなかったからです。しかし、これからの日本を考えれば考えるほど日本のナレッジを海外に出せるこの数年間がチャレンジする最後の機会なのかもしれないと、危機感をもっていることも事実です。

 

趣味なら趣味でよいと割りきり、できるところまでやろうと言う思いが一般社団法人アセアン進出支援協会設立・運営の活動です。小さな結果が出せればそれでいいと思っています。

 

現地に行けば分かりますがASEANにおける一帯一路に代表される中国の外交の熱の入れようは半端ではなく、国の将来をかけた闘いであることが明白です。日本はそれなりの外交でASEANに関与していますが、いかにも片手間です。

 

日本から出る国民も少なく現地への浸透も中国や韓国の後塵を拝しています。これでいいのかと思います。

 

勢いのない日本。できることでいいので一歩でも前に進まなければなりません。これが私の結論です。もう少しで協会の本格的な活動がスタートします。

 

なお、写真はラオス、ヴィエンチャンの病院をリサーチしていたときにミーティングをした医師と看護師さん。みな、日本には期待していました。

 

この病院はODA(政府開発援助)で建設された病院です。アセアン進出支援協会の両手の指を5本合わせるポーズ(名称プロスペリティ=繁栄)をしてもらっています。左の医師には、私の英語が通じなかったとみえて、手のひらを付けてしまっていますが、両指10本=ASEAN10ヶ国仲良く繁栄しよう、という意味です。

 

今、本当にそう願っています。」

 

大きく変わらなければならない日本。我々はいま、早期にASEANでの活動を再開できる事を強く願っています。