よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2005-12-08から1日間の記事一覧

Eさん頑張ってください

Eさんは、K市の病院の事務長です。 彼は心ある人で、話していて優しさが伝わってきます。 彼の勤務している病院の前に、旧病院がそのまま残っています。 彼はこの旧病院を有料老人ホームにする企画を理事長と立案しました。 病院では緩和ケアとターミナル(…

二極化が進んでいます

全国、いろいろな病院におじゃましているなかで最近見えてきたことがあります。 この数ヶ月、講演会をしても、セミナーをしても、訪問しても、コンサルティング活動をしても、二極化 が進んでいるのを感じます。 それは残る病院の勢いと、残りそうもない病院…

病院戦略の明確化が地域連携のポイント

地域連携のポイントは、病院戦略の明確化です。 以前から説明していますが、結局はどのような患者さんを地域で診ていくのかといった戦略がなければ、 こんな疾患の、こんな状況の患者さんを紹介して欲しい、ということが開示できません。地域連携室のスタッ…

教育システムについて(2)

このような教育を受け入れている組織は、欲しい人材を偶然確保するといった危険な状態のなかでマネジメントをしていくことになります。一方職員にとっても教育を組織的に行っていない組織は魅力がありません。 なぜならば、医療従事者はすべてプロフェッショ…