よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2006-02-22から1日間の記事一覧

DPCをどう考えるのか(2)

医事だけではありません。DPCについていえば、疾病別の原価を把握できなければ、しらない間にロスが生れます。治療すればするだけ、入院させればさせただけ病院経営にロスが発生することになります。 行為別原価計算及び患者別疾病別原価計算を実施できる…

DPCをどう考えるのか(1)

DPC時代を迎えました。 40万床しか急性期病院が残れない、といわれているなかで、まさにDPCは勝ち残るための急性期病院の登竜門であると考えます。DPCをきちっと適用するためには、従来の病院の運営に大きく影響を与えることになります。 医事が…

医療が変わる(6)

2.医療の質向上を志向したリスクマネジメント (1)基本的フロー ①インシデントアクシデントはマニュアルに反映 Ⅰ従来 ⅰ)集計だけが目的化 ⅱ)対策が脆弱 ⅲ)対策立案の手法やプロセスが確立できていない ⅳ)対策が妥当であるかどうかについて議論できて…

医療が変わる(5)

(4)「もっと良い方法はないか、もっとうまいやり方はないかの追求」 どうすれば、人は改革に向かうのか、という部分に切り込まないかぎり活動は進みません。以下ができているかどうかについての検証を行うことが必要です。 ①改革の目的(医療への純粋な思…