よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

花はいつもその場にあって

イメージ 1

イメージ 2

 東京はお花見がさかんなようです。生まれてこのかたお花見というものに行ったことがありません。はじめて就職したところは監査法人で、そういうまとまりもなく、また時期的に忙しいこともあり無理。

 で次は銀行でしたが、コンサルティング部は不滅の夜型仕事でしたから、他の部署の人がお花見にいくのを横目でみながら突貫業務。

 でもって独立してからは、花を愛でる余裕もなく、また仕事の楽しみもあり…ということで、ときどきみかける桜の花に感動したりすることで終了。

 先日出張の帰りに帝国ホテルにいたる道端に桜の木が数本。凛として孤高の美しさを辺りにみせつけていました。

 後ろのビルが護衛のように街の威容をつくりだしていましたが、とても似合いのカップルでした。いい感じでここにいるなと、妙に感心した次第です。

 で、帝国ホテルのロビーには、ひっそりと水仙がたたずんでいました。街の喧騒が感じられない静寂のなかで、いくつもの水仙が通り過ぎる人のそばにいて、それほど大きな存在感はないものの、上品に、そして可憐に貴婦人の香水のようなかほりを、ただよわせていたのです。

 ここには、こんな花がいて、落ち着きとハイソな姿をみせている。

 場所には場所の、その場にはその場の花が、それらしく、あるときは胸を張り、あるときは楚々として
咲いているものだな~とここでも、またまた感心。ほんの少しの間に、とても爽やかな気持のときをすごさせてもらいました。