よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

名刺1枚の株主総会

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6月末近くは、社会では株主総会一色の時期です。

今日は(26日のことです)、ある上場会社の総会があり、当監査法人が総会で選任される日でした。株主総会に出向き、いままで監査をしてきた法人の会計士が来社するため、名刺交換をしなければなりません。

朝家でチェックしたら名刺が0でした。お~い、みたいな感じで、他の名刺入れを探しましたがなし。仕方なく会社に朝立ち寄りそれから新クライアントに向かうことにしました。で、勢いよく会社にいき、監査法人の名刺があるとろころの引出をあけたら…

な、なんと又名刺がないであ~りませんか。超びっくりしました。で、あわてていま家からもってきた鞄の小さいチャックをあけると、な、なんとそこに名刺入れがあり、そのなかにはたんまりと監査法人の名刺があるではありませんか。1時間30分ロスしました…。

自己嫌悪の塊になり、しばらく放心状態でした。あの家から駅まで走ったことの意味は、あ、これならなんとか、クライアントに間に合うと心から喜んだ、あの会社のドアをあけるときに心を満たした美しい気持ちは、いったいなんだったんだろうと思います。

名刺1枚を大事にすることは、社会人としてとても必要なことですが、人生の最大のミスをしてまった(ような)気になる私でした。

ちなみに、私どもの監査法人は株主総会で無事選任されたものの、クライアントの役員とは既に名刺交換を終えており、交代する監査法人の先生に1枚の使っただけで、私の監査法人の名刺は今日の役割を終えたのでした。

しくしく。写真は昨日、私が監査役をしている上場会社で、上場後初の株主総会が無事終了し、あ~っ、株主から信認を受けることは、なんて、すがすがしいものよと、眺めた景色の写真です。昨日と今日とでは大違いでした…。