日曜日、講演会を終え、銀座の事務所に戻りました。
中央通りは、心地よい気候も手伝い、休日を楽しむ人々でごった返していました。
当日は歩行者天国であり、たくさんの人が皆笑顔で楽しそうに歩いていたり、陽だまりに座り、思い思いに語らっています。
最近は中国や海外からの観光客で中央通りの売上の6割が支えられているということで、たぶん聞こえてくる会話からしてもアジアからの観光客も多いのではと感じました。
通りを歩きながら、ふと下をみると標識が書かれています。
「進め」、そして「Uターン禁止」の標識です。
日本の今をみると、どうもこの標識が守られていない気がします。
横にそれたり、Uターンしたり…。停止してしまっているものもやたらに目につきます。
海外からの観光客がどんどん前に進み、日本国民は躊躇する。
私たちは、自分の足でしっかりと歩ける力を身につけ、自分の足で歩いていくことが必要です。
歩かなければ目的としているところに到達できないからです。
銀座の街はそれを私に思い知らせてくれました。