よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

疾走へのこだわり

イメージ 1

 昨日は、5時19分の電車に乗り空港から広島に飛ぶ。一日病院の仕事をしたのち、最終便で東京事務所に戻り、少しだけの整理をして曜日が変わる前に帰宅。今日の関西の銀行での定例勉強会の資料をつくりつつ、少しだけまどろみ、朝を迎えた。

 エニアス川野社長のアテンドで、神田で9時から10時まで製薬卸の方々とお会いしてミーティング。とても素敵な人達とお会いできて心が弾む。感謝。

 カフェで弛緩。ととりとめもない話をしたのち、一緒に帰社。彼と手術室の管理システムやSPDについて説明を受ける。爾後、別れて私は新幹線で関西に。

 待ち合わせた顧問先の総合メディカルの方々とともに銀行にお伺いし2時間の勉強会。病院やメディカルホーム、有料老人ホームのこれから、そして融資姿勢についての議論。

 私も資料を使って説明しながら随分と気付きがあり、とても有意義な勉強会であった。来月の予定を決定したのち新幹線でトンボ帰り。パンをかじって夕食の代わり。今、新幹線に揺られつつ、この文章を書いている。

 19時からはホワイトボックス東京事務所ではアルファメディカル高橋社長と川野社長が医療機器についてミーティングをしている筈。

 私は20時過ぎに帰社。高齢者が筋力をつけ、自力歩行ができるようメディカルホームでのプログラムづくりを彼らと行う予定。

 21時からはスキルインフォメーションの杉本さんが、私たちと開発した医療用マニュアルシステム及びE-ラーニングのシステムを介護用に転換するためのミーティングに来社。今日中に転換スケジュールができれば良いと思う。

 ココチケアで2年間かけて介護用、訪問看護ステーションのマニュアルをスタッフとともに作成してきたものをついにIT化し、ウェブ上で閲覧できるよう展開。そのあとは、たぶん川野社長と杉本社長と3人で30分1本勝負の居酒屋に行くかも。

 先ほど見た新幹線からの風景は、霧がかかり、横殴りの雨のなか、あたりは不気味に静まり、人の姿もない。ギリシャの問題が解決しつつあるなか、今日は米国の株高の影響を受けず、中国の金利上昇懸念からアジア、そして日本の株価はさらに暴落。
 政治、経済ともに先が見えない日本を想起させる景色に少し憂鬱になる。

 ただ、自分達はできることをしよう。地に足をつけて、社会に対し何ができるのか。証跡を残すため、あるいは達成感を得るため、喜んでもらうため…。頭のなかをさまざまな思いが巡る。

 新幹線は私にお構いなく、ゴール(東京)に向けてひた走る。外はもう真っ暗になっているが、新幹線のなかは妙に明るく、さまざまな思いの乗客を連れて、とても元気にみえる。自分も走りぬきたい。ふと、思う。