よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

医療と介護の連携強化

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昨日は、今井産業(今井常務)のアテンドにより、広島のM銀行の主催で、制度改革を見据えた医療・介護の未来というセミナーを行いました。最終的に40名以上の方にお集まりいただきました。

1.医療制度改革が急であり、多くの病院が業態転換を促されている

2.介護領域の業務がとても重要になる

3.医療依存度の高い利用者が増加するため、介護は医療との連携を図る必要がある

4.あらゆる変化に対応できるよう自らの質を上げ続けるところだけが生き残れる時代となる

5.情報を常に収集し時間を軸とした活動を強化することこそ、いまの医療介護業界に必要なことである

という説明をさせていただきました。

なお、高齢者専用賃貸住宅がかたちを変えて、地域医療介護の軸となりつつあることについても、私たちホワイトボックスが実際にココチケアのなかで介護事業に携わり直面している課題を説明し、実務的な対応について説明しました。

高専賃は誰でもできるけれども誰でも運営できないことをお話し、自らのスキルを高め最終的には運営受託までをもできる体制を整備すべき、と続けました。

さらに、医療と介護の連携を強化させ、そのために医療側からも教育を行う体制をつくることができれば、より密接な関係構築が可能ということについて事例を交えて説明しています。

銀行の地域医療福祉に対する機能や役割を強化し、地域住民が安心して健康で豊かな生活を送ることができるよう、M銀行の力を発揮していきたい、と医療チームのOさんとMさんは、セミナーが終わったあとも熱く語るのでした。