よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

業務改善は組織運営の帰趨を決す

 
業務改善の視点には、2つのものがあります。一つは、仕事の仕組みに関することですし、一つは個人の技術技能に影響するものです。前者は、
 (1)同一業務のいくつかの手順を同時に行えないか
 (2)複数の業務で関連するものを一緒に行えないか
 (3)同一の部署で他部署の業務も行えないか
 (4)チェックの数を少なくできないか
 (5)プロセスでのチェック数増やせないか
 (6)時間帯を変えることができないか
 (7)動線を短くすることができないか
 (8)内製化できないか、外注化できない
 (9)その他
(10止めてしまうことができない
といったものになりますし、後者については、
(1)指示の出し方をうまくできないか
(2)教育システムをつくれないか
(3)部下ややる気になるにはどうしたらよいか
(4)どのような教育制度を整備すればよいか
(5)どのような教育を日々行えばよいか
(6)どのように課題を抽出すればよいか
(7)どのようなレクチャーをすればよいか
(8)どのように時間をつくればよいのか
 
のようになります。

なお、具体的には以下が検討されています。
(1)書類のフォームを変えてみる
 (2)仕事のながれを変えてみる
 (3)チェックシートを作成する
 (4)マニュアルを整備する
 (5)仕様を変える
 (6)種類を変える
 (7)量を減らす
 (8)まとめて購入する
 (9)価格交渉する
(10)仕事の分担を変える
(11)日々行う必要性が低い仕事を時期にまとめて行う
(12)まとめて行っていた仕事を日々に分けて実施する
 
 どのような組織運営を行うとしても、どのような業務を行うにしても、このようなかたちをつくりあげていく必要があります。
 業務改善が組織運営の帰趨を決するといっても過言ではありません。業務改善提案制度整備が必要です。