タイムマネジメントの基本
タイムマネジメントは、時間をうまく使い成果を上げることが、目的となっています。
しかし、前提として忘れられがちなのは、仕事の仕組みと個人の技術技能向上です。
仕事の仕組みがあるべきものになっていないときに、時間の効果的な使い方ができるはずもないし、また、個人の能力が一定の水準に達していないのに、成果を上げることができないのは、当たり前のことだと思います。
まずは、この二つに意識を振り向け、改善するなかで次のステップに進む必要があります。
いくらよい仕組みがあっても上手く使えるスキルがなければ成果は上がらないし、いくら高いスキルがあったとしても、仕組みが不効率であれば意味がありません。
仕事の仕組みと個人のスキルの双方が優れている必要があります。それを達成しつつ、仕事を実際に行うフェーズに駒を進めることが合理的です。
このことは、別項で説明しています。「仕事のこなし方」に関することがそれです。そして、忘れてはならないことが、モチベーション。
組織としての方向を示し、職員の一体感を醸成すること。
これがうまく処理できなければ、タイムマネジメントは完成しないことを、現場のリーダーは認識しなければなりません。