よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2010-10-23から1日間の記事一覧

リーダーはどのようにリーダーたるか

病院で、部下による上司の評価を行っています。上司は上司、すなわち職位が高いからリーダーとなるのではありません。本来は部下がこの人を受け入れることができる。だからリーダーとしてみとめよう。というように、部下から受容されるからリーダーたりえる…

時の流れを超えた共感

少し前の土曜日、仕事を午後で切り上げて箱根に行きました。 あずさ監査法人の同期会に参加するためです。日曜の朝一番の列車で仕事に戻りましたので、ほんの数時間の出来事でしたが、とても暖かい心にしてもらった時間でした。 彼らははせ参じた友人、同室…

振り返りつつ一歩でも前進を

今週が終わりつつあります。懸命に日々を過ごした疲労感だけではなく、仕事の課題をいくつも発見した一週間でした。毎日それぞれの場所で、それぞれの気づきと焦燥感、そして、あるときは自分の力のなさを知る貴重な一週間であったと思います。 どれだけ経験…

改革の騎士K事務次長

この病院はM院長のもと、積極的に改革を進めています。改革には必ず中心となる人がいます。裏方がいます。そして、彼らの活動が成功することで、最終的には組織全員がマインドをもち、一定の方向に自ら進み続けるという文化が形成されることが常態です。 し…

クリエイティブな事務長の時代

病院の表の軸は理事長、そして院長をはじめとする医師達です。医療は医師の診断がすべてのスタートとなるからです。もちろん、医師を支える多くの職員により、医療が成り立つことに疑いの余地はありません。医療行為は組織的行為である、ということができま…