よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

医療療養病床について

日慢協で武久先生が以前、医療療養病床は長期急性期と長期慢性期と区分し、前者はDPC類似病態別医療区分を導入し、今の医療区分を見直すという意見を出されていました。それは2018年には実行するということで私は了解していました。日慢協はそれと合…

診療報酬改定に思うこと

診療報酬改定は、政府の政策をそのまま反映します。 財政が逼迫し、原資を少ない税収と公債に依存して国を運営している日本は、公債をこれ以上増加させないためにも、増加し続けている社会保障費を一定に抑えるための施策が必要です。 社会保障費の多くは年…

診療報酬改定とその先にあるもの

診療報酬改定の内容がほぼ出そろってきました。各病院は、診療報酬がどのように変わるのかにより、大きく収益構造を変えることになります。 診療報酬の改定の結果をみながら、自院は急性期でいくのか、7:1を維持できるのか、地域包括ケア病棟や病床をどの…

介護事業を守るために

介護事業を守るために、保険だけに依存した介護事業をしてはなりません。自費にすればよいのではなく、一般企業が高齢化を日本の優位性として捉え、高齢者が健康で豊かに暮らせる社会をつくるために叡智を出し、新しい聖商品サービスやソフト、システムを開…

これからの医療、介護の進む道

医療環境が益々厳しくなってきました。7:1の看護必要度の厳格化をはじめ、大型病院とそれ以外の病院との峻別が進み、急性期のなかでも役割分担がより鮮明になりました。 このようななか、多くの病院は戦略の見直しを行う必要があります。 とりわけ急性期…