よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

気持ち良いマット

介護マットを作っている会社の営業会議にでました。

病院や施設に2万枚の実績をもつこの会社は、インドネシアに10万ヘクタールの土地にゴム園をもつ会社の株主でもあります。地球温暖化抑止のためにもゴムの木を植樹して、化学製品ではないゴム製品としてのマットを利用することは環境を改善することでもあります。

マット自体も、実際に寝てみましたが、耐圧分散をし、ラジウムを添加したことで滅菌されるマット(褥瘡、感染症防止マット)ですから、とても気持ちが良く、脊椎管狭窄症のある病院の理事長の腰痛が治ってしまうほどですので、やっぱりいいねっていう感じです。

営業会議では、展開のための議論をしましたが、まずは病院や施設の現場の声を拾うよう提案し、レポート集めがはじまります。
実際に日本全国の病院や施設に採用され、実績をつくっていることの背景には、商品の価値を評価してくれている方々がいらっしゃることの証拠であるわけで、実際に褥瘡を発症しないよう管理しなければならない、あるいは感染症を発症しないよう管理しなければならない現場の方々の声を聞き、商品の評価をするべきである、という結論です。

営業の方々には、社会貢献すること、お客様に役に立つための営業をしていきましょう、という話をさせていただきました。こうした商品だけではなく、多くの現場の医療従事者や介護職員の負担を軽減したり、看護や医療、介護を支援する商品の展開について、現場の立場から、そして患者さんや利用者の立場に立って提言をしていきたいと考えています。

現場のスタッフがどのようなことに困っているのか、業務改善とともに、システムや商品にまで同社が関与することで、結果として患者さんや利用者がより高いメリットを享受できるように行動していくことが適当です。含めて高付加価値商品やサービスが沢山輩出され、あらゆる観点から世の中がもっともっと良くなるとよいですね。