よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

看護師さんお願いします(2)

今日は、目標管理の説明を新しい主任さんと看護師長さんにしてきました。クリニックの看護師さんもきていたから、13人くらいかな~。

日本経済破綻まじか→医療制度改正→点数下落→患者数一定だとすると収益下落→コスト一定だと適正利益減少→キャッシュ低減→給与低下といった説明をして、だから医療の質の向上(多くの患者さんを同じ時間で処置できる、看護できる、治療できる)→ブランド向上→地域連携効果向上→増患→患者構造転換→単価アップ→収益向上が必要。

で、簡単にいうと医療の質の向上のための経営方針→部門方針→目標管理という説明をしました。

目標の割り当ては、育成目標と課題に基づいて、そしてコーチングについては、一定の解決策と到達点を想起したうえで、本人の自主性を喚起、評価者訓練は難易度と達成度を斟酌し…。

だんだん難しくなるのでやめますが、要は、病院からいわれたからではなく、自ら自己変革と部下育成のため、ひいては患者さんに質の高い医療、看護を提供するために、目標管理をうまく利用して下さい、っていう話です。

機能評価もISOもそうですが、やらされていると感じて、時間を使うのであればやらないほうが良いです。無駄です。病院が用意したチャンスを利用して、発想し、検討し、議論し、工夫し、創造するといった活動をしていきましょうとの説明でした。

なかなか新制度やあたらしい作業は、やらされている感を払拭できないですよね~。判りますが、でも、
そこで一歩高い次元で、勉強していこうという考えにシフトできる人はきっと成長組だと思います。

ブログやる方は、意識が高いので、きっとこの組に入っていると思いますが、モラールの低い人かならずいますよね。そうした人をどう気がついてもらうか…。結局自分が変わるしかないんですよね。

ん~。やっぱり難しいですね。