よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

今日は日曜日なのに仕事だよ

 日曜日は多くの場合不動産会社で戦略会議をしています。
 たまに講演会ははいりますが、基本的には、会計事務所的な仕事か、経営コンサルティング的な仕事となります。

 子会社はどのような資本関係がよいのか、またSPC(特別目的会社)の設立及び運営、HPのヒット率をあげるためのアドバイザリー(本当は弊社の依頼しているHP作成会社を紹介することしかしていないけど…)、営業体制等々、いろいろななんでもあり状態になります。だから常に勉強していなければならないんです。

 でもでも病院と違って財務や会計、税務が基本なので、ま監査法人や会計事務所としての本業というかながくしている仕事ですから、それほでですよね。病院の場合にはたかだか10年なのでまだまだ判らないことだらけですし。
 
 今日の社長とのミーティングでは、仕組みづくりも必要だけど、そのうえで人の能力でカバーできる、ある程度任せていける人がいないと、マニュアル等でカバーできるのは60%としても、最終的には本人のその時点での機転やセンス、着眼といったことにどうしても頼らざるを得ないこと。

 いい人が欲しいということでした。結局は、教育制度やチェックリスト、さらには説明したマニュアルでカバーし、成果をあげてもらうためには相当時間を要する必要があります。

 しかし、能力の高い人であれば自然にいろいろなことについて管理する、あるいは進捗をチェックすることで社長の代替となることができる。早くそういった人を沢山欲しいということが趣旨でした。

 100人ほどの会社グループですが、やはりコアになる人がいないとなかなかこれ以上にはならないという社長のお話で、ん~やっぱり最後は人なんですよね~。これは弊社でも病院でも結局はそこに帰着すると思います。

 今いる人の課題を抽出して支援するとともに、やっぱり良い人を採用していくことが組織の成長には必要であることについて再確認しました。