よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

パス委員会にでてきました

 いま札幌から新千歳に向けて列車が疾走しています。
 夜の車窓から外の様子があまりわからず、家々の窓の光や街頭の電気、店の看板などが点々と回りを照らし出しています。この線はずっと街中を走っているので、明かりは途切れることはありません。いま千歳駅に着きました。
 
 駅はとても明るくまだあまり遅くないのであるていどの人が乗り降りしています。
今日はパス委員会に出てきました。

 パスは医師の意思の反映です。同じ疾患でも医師により治療の仕方が異なるのは医師の裁量というか思いなのでしょう。とりあえず委員長であるYさんと話合い、医師ごとに3人の患者さんのカルテから一次パスを作成、レセと合わせて内容確認、医事の方にチェックしてもらうというながれで作業を進めます。その後アウトカムを医師からヒヤリング。
 
 パスをすべての関係する医師に合わせ、統一。統一ができなければ院長に相談。政策的に目安とする病院もあり、ここから先は病院の意思になります。こんなことを反芻しながらもう駅は空港一歩手前の南千歳です。それではまた。