先日、新幹線に乗り東京から移動しました。
新幹線でシートに置いてあるJRが発行している雑誌WEDGEを手にとりパラパラとめくっていたら、「さらばリーマン」という記事がありました。え~ぇそんな~。
9月号は8月20日に発行されているし、前日リーマンが破たんしたという記事をみたばかりなのに、いったい、この雑誌はどうなっているんだろうと思い、よくよくみてみると、さらばサラリーマンの意味なんだと気がつきました。
そういえばサラリーマンのことをリーマンといって言うんですね。
記事の内容はサラリーマンを真面目にやってこなかったある男性が、不真面目に勤務していた普通の会社を退職し、好きな仕事をみつけ、頑張って成果をあげたというストーリーでした。
「人が仕事を仕上げ、仕事が人を鍛え直す。人が夢中になれる仕事と出会えたら、それだけでしめたものである」と記事はまとめていました。
さらばという表現は、未来に向かって進む、そんなことばで使われていたのです。破たんしたリーマーンの社員の人たちも、未来に向けた次の一歩を颯爽(さっそう)と踏み出してもらいたいものです。