よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

遠い昔の沖縄の夜

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いまから何十年も前、高校生のとき一人で沖縄に行ったことがあります。東京から夜行で大阪、大阪から夜行で鹿児島。そして鹿児島から船で那覇にやっとのことで到着しました。

道すがらいろいろな人に声をかけられましたが、大学生のお兄さんたちのグループと知り合いになり、ユースホステルを渡り歩きながら、どきどきの旅をした覚えがあります。そのとき、ほんの少しだけ那覇の国際通りを歩いたことがあります。

砂粒のような記憶のなかで、明確に何をしたのか覚えていませんが、そーきそばを食べたのち、バスにのりコザを通り、北部は万座、そして南部は姫百合の塔を訪れたと思います。
当時はどこも街にいっても英語の文字で埋め尽くされていた記憶があります。

仕事で前泊したホテルが国際通りに近いところにあり、ほんの30分だけ外にでてみました。沖縄民謡が店から流れてきていたり、島唄を歌う人が何人もいて、周りは人だかりになっていましたし、シーサーがそこここに住み着いていて、やはり沖縄だと思いました。

そもそも風がありとても涼しいのに、じっとりと汗をかいてしまう気候はこの季節に東京では感じることができないし、福岡や鹿児島ともまた違う感じがしました。

そして少し気になったのは、南北を貫き通す国道58号線を走ると、基地関係施設の多さや広さにびっくりするのと同じように、観光客向けのお土産屋さんがたくさんあることには驚かされます。やはり沖縄は基地ときれいな海と観光の街なんだと思います。

さらに、いまの時期、タクシーの運転手さん、ホテルの従業員だけではなく、し鞄を持ち仕事の話をしながら歩いているビジネスマンですら、アロハシャツ(それも半そで)を着ているのも沖縄であることを気づかせてくれます。

短い時間ではありましたが、何十年前自分のはじめてのひとり旅のなかで、少し大人になったときのことを思い出すことができ、沖縄に頬ずりしたいほど、とても懐かしい気持ちになったのでした。