晩夏とはいえ、日差しが強く、緑豊かで熱中症に注意しましょう~とアナウンスがながれている場所とは違います。
沖縄も札幌も車を運転しながら、病院に向う途中、景色があまりにも異なることに愕然としたのでした。景気も政治も人生も、すべてこんな感じなのでしょう。陽と陰というのは少し札幌にかわいそうな気がしますが、今の季節はまさにそのような感じです。
私やスタッフを含め、当社のクライアントは全国にまたがっているため、いろいろな地域で仕事をしているため、ある意味慣れてしまい、季節の変化や気温の違いを肌で感じながら生活することができなくなっているのかもしれません。
改めて極端な地域を比較してみて、今回日本の広さをつくづく感じました。そもそも、先週は鹿児島と福岡にも訪問しましたが、沖縄はまた一味違うのです。
日本をどうするのか、という論点は医療においても、経済においても、政治においても、教育、治安、災害(とりわけ関東大震災)においても、あらゆるところで議論されなければなりませんが、地域毎に文化も風土も思考も、行動もすべて異なる日本において、画一的な解決策はないことに気がつきます。
医療においても地域、規模、医師のモチベーション、改革への志向性などなど、さまざまな相違があります。いくら経験を積んでも、結局、本質的なところはワントゥーワンでみていかなければならないということに改めて気付かされたのでした。