中学校のときから、たけやぶやけた系のながれで、じもとのともじ(地元のともじ=私の名前はいしいともじ)というフレーズを思いつき、悦にいっていました。
モノレールのプラットホームにあるゲートに、「ごまたまご」と書いてあり、久し振りに「じもとのともじ」を思い出しました。
私の仕事は話し続けることで、昔百貨店の事業計画を作成していたとき、朝の10時から夜中の11時まで社長をはじめ幹部全員に対してレクチャーしていた(=話し続けていた)ことがあります。
徹夜も辞さない私の勢いに恐れをなした社長が、たまらず「すみませんが、当社は夜中話をしてはいけないというルールがあるんです」という一言で、体から力がふと抜けおち、「じゃ、やめましょうか」と会議が終わった記憶があります。これが話し続けた最長不倒記録です。
サメが回遊していないと呼吸ができないように、歌舞伎町で生まれた私は(?)話をしていないと生きていけないといわれています。
でもって、じもとのともじ、というフレーズを思い出すたび、私が選挙カーに乗り、「みなさま、じもとのともじでございます。じもとのともじ、じもとのともじをどうぞよろしくお願いいたします」というマイクワークをしている風景が思い浮かびます。
白い手袋をつけて大きく手を振っている私に呼応して、小さく手をあげる町民や村民(地方選挙で一番小さい単位)がいれば、車を止め、じもとのともじをよろしくおねがいしま~す、といって握手したりするのです…。
小沢さんが辞任した今日、写真のお菓子をみて、あらためてそのフレーズが頭のなかに、こだまし、選挙カーに乗った私が体を乗り出し箱乗り(車の窓に腰かけて身を乗り出し、車に乗ること)している姿が脳裏を横切りました…。
同時に、政治に失望している私としては、思いをもち、国民のために身を挺して闘う国士が生まれる選挙であってほしいと思ったりしたのでした。
みなさ~んんんんん、清きいっぴょうをぉ~、おねがいいたしま~すぅ