よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

ホテルのロビーは哲学の杜

イメージ 1

イメージ 2

 昨日は松山でのプレゼンが終わったあと、広島に戻り、今井産業広島支店でメディカルホーム事業拡大のためのミーティングを実施しました。これから小冊子を作成することや、パンフレットを作成すること。そして6月19日には松山で講演会をしますが、その参加者がほぼ40名程度になるという話など、さまざまな打ち合わせをしたのでした。

 そののち、山陰合同銀行のSさんからTELがあり、食事が終わったあと、流川で合流、そこでもとプロデューサーのI社長と面談。これからのブランド構築におけるマスメディアの有効性について、熱い議論をしたのでした。

 話も尽きないまま、別れを惜しみ、しかしもうすでにかぼちゃの馬車が迎えにくる時間になっていたので、ガラスの靴を階段に残したまま、あわててホテルにチェックインのため、駆け込みました。

 このホテルはいつもテーマをもって宿泊者を迎えてくれます。特徴は各階に配置された卵のオブジェです。この卵をみるたび、あ~ぁ、おれもまだまだだな~ぁと感じるのです。卵はいつも孵化するのを待ちつつ、しかし、孵化できない状態でいるものです。仕事をしているつもりでも、足りないところがたくさんあり、それを修正しているうちに、時間がたってしまう。

 本当に自分がやりたいことが、そして必要とされることができているのかどうかを考えると汗顔ものです。まだまだ卵である自分を鏡に映しているようなオブジェなのです。

 そしてテーマ性をもったロビーには、明るい光の滝が流れていました。さんざめく光の滝のながれを立ち止まって見ていると、心のなかにあるきらめきと同調するかのように気持ちが高揚し、暖かい何かが体にみなぎる気持ちになりました。これを安らぎというのか、勇気というのか、言葉に表すことはできませんでしたが、とても精神が落ち着いた感じをもちました。

 何かを感じさせてくれるホテルがあることがとてもうれしく、またここにこようと心のどこかで決意したのでした。