よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

台風18号の朝

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 それは6時55分でした。JALは広島空港に向けて飛び立ちました。台風18号が、すでに東海地方をゆっくりと進み、東京のすぐそこまでやってきているときでした。飛行機は横風を受けてか、少し主翼を左右にゆらしながら、震えながら上昇していきました。雲の上にでても、風は強いらしく、まだ上下にゆっくりと揺れながらさらに上に登っていくようでした。

 しばらくすると私はすっかりまどろみ、気がつくとちょうど水平飛行に彼女は入っているときでした。
私は福山でこれからはじまるセミナーの資料を読み始めました。

 それからは、8時20分に飛行機は着陸し、それから広島駅までバス。そして広島駅から新幹線で福山まで行きました。まだやっと10時を時計の針が回ったころでした。電話とネットで仕事をしている間に銀行の方から電話をもらい、支店長とFさんと一緒に昼食をいただき、セミナー会場に…。

 主催者の事務局は東京が台風で私が時間までに到着できないのではないかとやきもきされていたようですが、私が着いたことを知って、頬をゆるめていらっしゃいました。私は、結局のところ3時間以上早く出発したものの、やはり早く来てよかったと思ったのです。

 新幹線は1時間30分から2時間遅れ。飛行機も私の乗った便の次はきちっと飛んだものの、次の便から遅れ始め、結構の便が続出していました。結局、予定通りに出発していれば、間違いなくセミナーは中止であったことを考えると、台風を飛び越えたこと。とてもよかったと胸をなでおろしたのでした。

 なお、セミナーが終了したのち、F先生を始め多くの方々と会食をさせていただき、次のメディカルホームのミーティングのアポのため、大阪に向かいましたが、少し遅れ気味の私の前に、1時間30分遅れの新幹線がちょうど福山駅に滑り込んできて、結局、予定の電車よりも15分早く待ち合わせの阪急ホテルのロビーに着くことができました。
 積極的に行動すると、結局は環境が自分に見方してくれる、ということを十分に理解した台風の日だったわけです。 

 ところで、いつもはとても混んでいる朝の羽田空港に、ほとんど人がいないのには驚きました。たぶん欠航を予想して飛行場にこなかった乗客が多かったのではないかと思います。