よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

一条の光

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 私にはたくさんの仲間がいます。仲間といっては失礼にあたる方もいらっしゃいますが、たくさんの方々に囲まれて仕事をさせていただいています。

 銀行だったり、他の金融機関であったり、大学の先生、アパレル、不動産、広告、営業、運輸、アミューズメントなどジャンルはさまざまです。もちろん、医療の道で仕事をさせていただいているので、医師や関係の方も、たくさんいらっしゃいます。この人たちと、あるときには日本の未来を語り、仕事を語り、経営を語り、そして場合によっては趣味に遊ぶといったことをしています。

 よいことも悪いことも、嫌なことも、よいこともその都度飲み込みながら、納得してお付き合いしています。他人ですから自分の思うように事が進まないこともあります。しかし、相手の立場にたち双方が歩み寄ったり、こちらから近くにいったり、向こうから来たり…。

 ある部分利害もありますが、しかし最後は一緒の思いをもてる人との付き合いがながく続いていると思います。もちろん、何もかも許して付き合う友人とまではいかない段階にいる方々ですが、そうしてお互いを気遣いながら、それぞれのやりたいことを調整しながら付き合いを進めていく。ある部分戦友といった位置づけになるのでしょうか。

 自分の会社のスタッフはさらに打ち解けてはいますが、仲間たちのようにその組織の経営者や幹部としてお付き合いさせていただいている方々と議論するのとは、別の次元での自社サイドに立ったコワークですから、また趣が異なります。
 たくさんの仲間は、まさに相互に同じフェーズで、あるいは導かれながら自分をつくり、そして切磋琢磨するなかで成長させてくれる人々であるということができます。

 多くの企業が不況の波間に漂い、進む方向を決められずにいます。また進む方向を決めても、かじ取りがとても難しい時代であるということができます。そんなとき、仲間がそばにいて、懸命に成果を上げようとしている姿をみることは、勇気づけられるし、力になります。

 嵐のなかの一条の光のような存在です。

 弊社スタッフとも、さらに、よりよい関係をつくりあげるとともに、より多くの闘う仲間との関係を深め価値を生み出すことができればいいな、といつも願っています。