経営方針発表会は、数人の来賓の方から心に残るお祝いのお言葉をいただいたのち、近藤先生が手当ての心や、社会人として職業人として、そして人間としてどうのように生きるべきかという話をして集まった200人以上の職員と数十人の来客からの喝さいを浴びていました。
この部分はとても重要でセンシティブであるとともに役に立つのでまたいつかここで説明します。
さて、そののち同じ場所にある離れた大きなお部屋で懇親会が開かれました。
たくさんの銀行支店長や支社長、そして介護関係の事業をやられている方々、その他多くの関係各位にお集まりいただきとても楽しいお話を相互にできたと思います。
写真は看護師派遣を事業とされる株式会社メディカルキューブの深澤優子代表取締役と、介護スタッフ派遣のセントスタッフ株式会社の片山直樹社長です。
片山社長は経営方針発表会で、来賓としてベトナム進出を断念したが、必ずアジアから看護師を招聘する時代がくる。
そのために努力と準備を怠らない。時代の変化に常に順応することが大切であるということを話されました。また、近藤先生のご紹介で戸田市でグループホーム等を運営することになり、これからは全国に、介護施設をもっての事業展開を行うというご報告もいただきました。
また深澤社長は、懇親会の前のご挨拶で、ニーチェの言葉を引き、どこかほかに青い鳥はいない、いまの場所を深くしていくことで人は成功する。足元には宝が埋まっている。いまの仕事を徹底的に行うことが、まず必要であるということを説明されました。
ご自身は看護師派遣が難しくなるなかで、自らの業務をしっかりとしていきたいし、明正会に紹介した看護師はずいぶん多く残っている。それは職員を大切にする近藤先生がいらっしゃるからだと続けました。
以前から何回も、経営方針発表会に出席し、お二人にお会いしていましたが、厳しい環境のなか、めげていないお二人をみてまた私も頑張ろうという気持ちになりました。
そうそう、ココチケアに投資を行うことになった投資会社ACA(元アントコーポレードアドバイザリー)のヘルスケアを担当する小林さんもいらしていました。小林さんには、これからさまざまなアドバイスを受けてココチケアを大きくしていただければとお願いしています。
いずれにしても医療からの住宅へのアプローチ。私たちの医療におけるノウハウを、これから介護のなかに入れていく活動を徹底して行おうとしています。
結局は人が動く仕事なので、教育や彼らが動きやすいシステムづくりが必要となります。まずはメディカルホームにてその成果を出していくということについて理事長とも話しが盛り上がりました。
なお、来客者の表情は、経営方針発表会の規模に驚き、内容に感動するためか、一様に明るく未来をみている目になります。人の心を動かし、成果をあげていく近藤理事長の組織運営手腕のあたらしさの帰結であると考えます。
懇親会の挨拶で、自分たちは使命感をもってこの仕事をやりぬこう。私たちが誰かを助けなければ誰がそれをするのかといった話がありましたが、近藤先生と馬場社長の二人三脚で、次の時代を担う組織づくりをしていっていただければと思います。
ということで、無事に21時過ぎには会はお開きになったのでした。