東京は久ぶりに青空で、気持ちのよい土曜日でした。
緑はますます鮮やかで、芝生は秋の訪れを惜しむように、その生命(いのち)を主張しています。
これほどあざやかな、あおあおした自然が神宮を中心としたこのあたりに、数多くあることに感謝します。
人はなぜ緑に心を落ち着かせるのでしょう。なぜ青色に心をわくわくさせるのでしょう。緑色と青色は、さまざまあるなかで、やさしい自然の色なのでしょう。
心が心から安らかになりました。
とりわけ明治神宮が近いことから、和式の挙式に敬虔な時間をゆだねる人たちは、この場所を利用するのだと思います。歴史と伝統のなかで築かれたこの場所には、横山大観をはじめ多くの著名な日本画家のの絵が、何気なく通路に飾れていていたりします。
この日も、明治記念館には、多くの人々が訪れ、それぞれの思いをもって披露宴を行っていました。
さて、彼女は私のめいの祥子(よしこ)です。食事会のため、ここに来ています。
多くの明るく、躍動する女性が、健康で、思いやりをもち、自己改革を行い、力強く、さまざまな障害を乗り越え、家族をつくり、家庭をつくる。
彼女たちが家庭の実質上の軸となり、道徳や規律をつくり家族を守る。次の日本のあたらしい未来が個々の家庭の集積から生まれます。
少し飛躍ではありますが、結局は、彼女たちが次の日本をつくりだす大きな原動力となるのです。
ここにきて、とてもほほえましく、暖かい気持ちにさせてもらいました。