よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

東京事務所への来客

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社福の常務、所属する病院の事務長、グループ内における他の病院の事務次長が研修で上京されました。

東京での研修を終えたあと、弊社のオフィースに来社。内容の濃いミーティングののち近くで会食を行いました。

 この日は妙に医療制度や病院戦略、そして経営課題についての議論が活発に行われ、普段にない?緊張したしかし、すがすがしい時間を過ごすことができました。病院を取り巻く環境は益々厳しくなり、もう誰もそのながれを止めることはできません。

 自助的に成果をあげられるところだけが残る。病院もそんな一般企業と同じ状況に置かれています。DPC制度のもと医療の質をあげ、よい医療を短期間で行い、そして地域に患者を返すことのできる連携体制を整備した病院だけが、急性期として残ることができる時代に入りました。

 機能分化が促進され、多くの病院が業態を変えざるを得ない時代がすぐそこまでやってきています。自院がどのポジションで医療を継続していくことが、地域にとっても自院にとっても望ましいことであるのかを熟考し、戦略を明確にしたうえで、努力をし続けることが肝要です。

 私たちホワイトボックス社はどのような顧客ニーズにも応えることのできる体制をつくることに日々尽力しなければなりません。身の引き締まる会食で、まったく酔うことができませんでした…かどうかは判りません。