よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

リンカーンから学んだこと

 映画を観ました。
 テーマは奴隷解放と南北戦争終結ですが、リンカーンの映画で学んだことがいくつかあります。
 
 (1)ストーリー(エピソード)を使い、皆を納得させる
 
 (2)ユーモアに長けている
 
 (3)強い思いを実現するため行動すれば支持してくれる人が増える
 
 (4)実行力が伴えば、影響力のある人の言っていることを皆が理解してくれる
 
 (5)善に通じることは多くの人の心を打つし、行動を変容させる
 
 (4)自らの信念に基づき一人ひとりを大切にする
 
 (6)目的を達成するためには限界まで行動する
 
 (7)交渉にはぎりぎりの駆け引きを行う
 
 (8)何かを成し遂げる、目的を達成するときには必ず共鳴する人々が出現する
 
 (9)本当に大切な時期には、自分が責任をかぶり、仲間に秘密で行動することもある
 
(10)信念を貫き通すためには権力も使う
 
(11)腹をくくる
 
(12)相手を尊重し相手の意思に最期の判断を委ねる
 
(13)思いを達成するためには全精力をかける
 
(14)人生すべてを一つのことにかけて闘うときがある
 
憲法改正のあと、暗殺される数ヶ月前、最期の場面近くに、グラント将軍が、「1年間見ない間に、10歳老けましたね」という感じの話をしますが、まさか、そのときに56歳であったとは、思いませんでした。
 
ただ、以下にあるように、1820年の米国の平均寿命は、39歳であり、1900年でも47歳だったんですね。したがって56歳はそれほど早い死ではないことになります。
ちなみに日本は1900年44歳でした。昔の人は驚くほど平均寿命が短かったんですね。今の平均寿命が当時の平均寿命と同じであれば、私はとっくに存在していないことが判ります。
 
いろいろなことを考えさせられる映画でした。勉強になったし、さらにやる気になりました。
 
 
イメージ 1