よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

とても勉強になった看護師さんのレクチャー

さきほど、東京のT病院で看護師の方が認定看護管理者研修会の発表をする会に参加させていただきました。40名弱の看護師さんやドクターが報告会をお聞きになっていましたが、新鮮でした。いつも自分のプレゼンは頻繁にしていますが、人のセミナーをお聞きする機会があまりないからです。

さらにPPT(パワーポイント)の使いかたがとても、女性らしく、心がいやされました。
トップページには、飼い犬のコリー犬の写真が添付してあり、スタートしましたが、管理論、ナレッジマネジメント、リーダーシップ論と続き、ときどき猫の写真が添付してあります。途中のページには、綺麗な花の写真が挿入してあり、なるほど、こういうプレゼンもあるんだな~と感心しました。

でもって、EHシャインのキャリア分析、マズローの5段階欲求説、野中のナレッジマネジメント、土鍋ディアンの質評価、レビンの3段階モデルといったかたちで続き、看護として、これらをどのように現場に生かしていくのかといった帰結でした。昔勉強した頃に戻ってとても懐かしく思いましたし、看護師さんの優しい、そして確信に満ちた講義を真面目に聞かせていただき、とても勉強になりました。

こうして一般の看護師さんが経営理論を学び、なんとか良い看護をしていきたいという思いが伝わる時間をいただき、本当にありがとうございました。