よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

アメリカンフットボールはマネジメントそのもの(1)

 いま、NFLの試合(チーフス×コルツ)を観ながらPCやっています。
 いや~みなさん。アメリカンフットボールって病院経営と同じですよ。
 QB(クオーターバック)がボールをパスして陣地を攻めていくのですが、これは結構やばいリーダーでなければなりません。

 ゲームの組み立てはコーチ(参謀)から無線やサインで送られます。これを受けて、パスかランで攻撃しますが、場合によってはパスが投げられない状況であれば自分で走る。
 パスはWR(ワイドレシーバー)という役割をもった足が速くて俊敏な者がこれを受けます。ランであってもRB(ランニングバック)に敵にわからないようにボールを渡し(ここでのフェイクがまた楽しいのですが)、結果を出させる。

 パスにしてもライン(これが相撲取りみたいな人が多いのですが…)がいて相手から自分を守ってくれる間に、パスかランにてボールをメンバーに渡すわけです。

 これはオフェンス(攻撃)ですが、4回のチャンスで10ヤードクリヤーできればファーストダウンといって次の10ヤードに移ることを繰り返し最終的に相手のゴールにタッチダウンすることになります。リーダーがいて守る人がいて、攻撃のチャンスが4回あり、攻めるメンバーは走るのがうまいか、パスをとるのがうまいか、役割が複雑なフォーメーションをたくさん覚えることになります。
 ディフェンスについても、セーフティーといった人が俯瞰的に相手の攻撃をみて攻撃を防いだりします。役割が皆違います。
  
 チームにより変化があり面白いですが、やっぱり戦略、スタッフのスキル、そのときの空気、相手の力量、運不運(但し、メンタリティーが大きく影響すると思います)が影響します(続く)。

「ドクタートレジャーボックス同時記載記事」