よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

今年も仕事納めです。

 昨日、大阪の尼崎の病院で短期調査のプレゼンを行い、病院への訪問が終了しました。思えば平成15年の12月25日に当社を設立してから、4年の星霜を経たことになります。医療環境は劇的に変化し、
益々厳しい環境に置かれるようになりました。

 私達は常に原点に戻る医療を支えるマネジメントについて思考し、スキルインフォメーションとともにマニュアルソフトやリスクマネジメントのソフトを開発するとともに、DPCに熟達することや患者別疾病別原価計算の実績をつくり、また個人カルテなどの教育手法を開発するなど取組みをしてきました。

 高専賃や訪看、グループホームや居宅介護支援事業所へのコンサルティングもはじまり、またホームドクターズ倶楽部の設置により診療所のネットワーク化に向かっての組織作りを開始しました。急性期病院は600床程度の病院から40床のケアミックス病院までクライアントへのコンサルティングを行なってきました。継続して銀行や医療関係一般事業会社との連携も増えています。

 今後は、急性期、回復期、療養型、診療所、施設、在宅分野でのそれぞれの取り組みを行いながら、すべての領域の連携を図るながれをつくりあげていくことがテーマとなってきます。まずは、ホームドクターズ倶楽部による診療所のネットワーク化を図りながら、創造的な活動を行っていきます。