昨年他界したお父上の意志を継ぎ、イーグルバスグループの総帥となった谷島さんは、常に積極的に何かを進めています。川越観光に貢献し、メディアでも大きく取り上げられた小江戸バスの導入成功や、衛星をつかったバス所在確認システムでは経産省から補助金をもらい、埼玉大学との共同開発に成功しましたし、そのために大学院に行って学位を取得中でもあります。
英国の大学のMBAをとり、さらに海外に直接出向いてバスを輸入する。介護事業では、デイサービスの施設を構築するとともに、送迎バス事業を成功に導いています。医療関係の会社イメディカをつかった介護事業への進出も視野も行っています。以前は、入浴バスを手作りでつくり、特許を多数取得して、内外の大手メーカーとのコラボをしていた時期もあります。
彼の情熱や熱意は、どこから生まれてくるのかということを時々考えます。私の廻りにいる多くの経営者がそうであるように、とりつかれたように仕事にのめり込むのはなぜなのか。理由はみあたりません。目の前にある何かを目的化し、常に乗り越え、そして成長させる。皆、この繰り返しを行っているようにみえます。
偶然か必然化、環境がつくりだした何かを追い求め、人生を全うする。私はこうした鑑をたくさんもっていることをとても幸せだと思っています。かならずしも自分の利益だけを追求するのではない、彼らの生き方は、私や私たちの会社にも大きな影響を与えています。
彼らに負けない生き方をしていきたいというのが今年の抱負の背景にはあります。
写真は、彼の新年会の様子です。