私たちホワイトボックス社はココチケアを通じて介護事業に関与しています。
近藤、片野両取締役はココチケアの若き幹部であり、高専賃やグループホーム、小規模多機能、訪問看護ステーション、ヘルパーステーション等の複数の介護事業をリードしています。
①クレームや部下の管理など一人ですべてを完結できる介護者が少ない
②訪問看護とケアマネ、ヘルパーとの関係がうまくできていないところがある
③基本的な業務へのマニュアル化が進んでおらず、標準化が進んでいない
④カンファレンスなどの協働が行われづらく、情報共有が進んでいない部分がある
⑤教育体制を整備しなければ、成り行きで職種別の業務が行われるため、個人別カルテなどの活用による 個別教育が必要
⑥高齢者専用賃貸住宅で医療依存度が高い入居者に対しては、ヘルパーから医療サポートが手薄にならな
いよう看護師に対する要請が多くなる
⑦高専賃については、以前から管理人を常駐させ、管理を進めているが、フロアーに誰もいなくなる時間
帯があり、この時間帯への対応が困難。抱え込みをしないよう外部サービスをどのように配置していく
のかについての検討を進めている
⑧入居者が最後の判断をするのは2つ。一つは料金であり、もう一つは生活の匂いである。前者について は、限度額を簡単に超えてしまうことがあるので、なかなか介護度の高い利用者にとってみれば高専賃
は難しいところ。
事例では、オールコストで50万円を超える、すなわち30万円程度もちだし他利用者もいた。一定 のサービスを有料として、2~3万円程度のパッケージをつくり、すべてをそのなかで賄うというなが れをつくりだしている。後者についてはイベント(無料)を多数用意し、通常の有料老人ホームのよう
なかたちでのながれをつくりだそうとしている。なお、東京の場合には車を使わないため、電車の駅か
らの距離がネックになるケースもでてきている
⑩PCを使えないパートさんがまだまだ存在し、手書きでの書類を管理するのに手間がかかる
⑪診療所が下に入っている、訪問看護ステーションが24時間見守りをするという機能が評価されている
⑫訪問看護ステーションの看護師さんは紹介会社からたくさんの紹介を受けるようになった。
しかし、まったく在宅に向いていない看護師さんもおり、玉石混合で安定するのに時間がかかってい
る。
が、私たちが学習し直面し、あるものは解決してきた課題です。これからも介護現場から課題を常に抽出し、医療と介護の連携強化のための仕組みづくりをつくり続けて行きたいと考えています。