来年の改定では、傾斜配分のなかで当院がマイナス改定となるということは想定しづらいことではありますが、基礎係数の大きさがまだよく理解できていない現状においては、楽観視することはできません。
さらに、人口動態や消費税の問題もあり、日々の活動成果を、仔細に分析するとともに、一人ひとりの職員が力をつけ、より質の高い医療を求め活動していくことや、広く自院の強みをアピールし、多くの地域住民により高いレベルで認知してもらうことが求められています。
管理会計の導入や業務改革、そしてプロモーションをしっかりと行う時代になったということができます。経営幹部の手腕が問われるところです。
そして、忘年会です。院長が厳しい医療環境を乗り越え、より強い病院をつくりあげていこうと挨拶されたのち、理事長が来賓挨拶をされました。理事長も、いくつかの実績をたたえ、次の年に向けて成果をあげていこうと話をされ、身の引き締まる思いでいたスタッフも多かったのではないかと思います。
ところで、当院は、法人にある3つの病院の一つであり、法人の理事長や常務理事は来賓として紹介されます。それだけ、病院が独立して扱われているのだと、いたく感心をしました。逆に言えば牽制もあり、独自性もありそのなかで病院毎の特徴がよくでた運営をされています。
時代の要請に応じ、他に負けない医療を病院・施設間でも競いながらつくりあげている当法人の活躍が期待されます。
なお、法人幹部のご紹介が遅れましたが、下の写真で、左がT理事長で、右はK常務理事です。