よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

魂に浸透する思いがリスクを排除する

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リスクマネジメントにおいて、もっとも重視されなければならないのは、事故が起こらない仕組みです。誰が対応しても、事故が発生しない、そんな仕組みがあることが理想です。

しかし、100%それが達成できないとすれば、個人の意識やスキルを高めることが必要です。

そのための日常の意識醸成のための活動や、徹底した教育が求められています。

何よりも、何のためにリスマネジメントをするのか、どのような意識により取り組むのかが個人の魂のレベルで造り上げられていなければ、どうしても自ら最高のレベルで医療を行っていこうということにはなりません。

しっかりとした意志があれば、リスクマネジメントの統計から何を学習すればよいのか、どんな考え方によって、またどのような手法によってマネジメントを行えばよいのかが見えてきます。

ただ漫然とレポートをチェックし、対策を考え、マニュアルに記載し、学習会を開催し、一人一人のスキルをチェックして課題を抽出、そして個人個人に個別教育を行うだけでは足りません。

思想や思いが徹底され、上司によりそれが率先垂範され、芯のところで職員が今の質をより高めて行こうとしない限り、どこかでマンネリになるし、そもそも日常での医療の質を高めることができないからです。

我々が主張している、本来の接遇のあり方である、(1)羞恥心を与えない、

(2)恐怖心を与えない、

(3)痛みを与えない、

(4)納得してもらう、

(5)不便を与えない、

(6)不快な思いをさせない、

(7)不利益を与えない、

という患者に対する思いが、それぞれの医療機関の理念を背景として職員に浸透していなければならないと考えています。

 

なお、この7つの本来の接遇の考え方は、どの様な業者であっても該当する、顧客への絶対に有用な対応です。