よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

体について安心できることの大切さ

身近になった脳神経外科http://www.dr-treasurebox.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/108

という松田さんの記事をみて、忙しい人は地元(あるいは勤務先近隣、あるいは日本中、世界中)に信頼できるかかりつけドクターがいることがとても大事であることが判ります。

松田さんは、ベンチャーキャピタリストやいくつもの投資先企業の取締役として、日本中そして頻繁に海外で仕事をしていますが、病院で診察を受ける時間はないと推察します。地元にいるときに、普段不安に思っている自分の体について、安心することできれば、思いっきり仕事に邁進できます。

実際、ハードな生活をしていると、あそこが悪い、ここが悪いといつも不安になり、さりとて病院にはいけず、といっても信頼できる診療所もなければ、結局はチェックが遅くなります。

忙しく働く人が、いつも不安を払拭し、仕事に力を発揮できるためには、やはり診療所が身近にあることが必要でしょう。かかりつけ医を見つけ、自分の体のことをよく理解していてもらうことが大切です。

松田さんの記事にある「脳」についていえば、1年に1回脳ドックを受けることはあるにしても、すぐチェックできることも大切なことで、おかしいなと思ったら人間ドックや脳ドックの結果をあてにせず、こうしたスキャンセンター?に足を運ぶことが必要であると考えます。

信頼できる医師を身近にもち、仕事に精出すことができる人は、きっと思った成果をあげることができると考えます。各分野で身近にその道のスペシャリストをもつことほど幸せな人生はありませんが、とりわけ健康についていえば、信頼できる医師をもつことがとても重要であると考えています。

体の部位を一つ一つ不安のあるなしについて確認し、一方で職場や住居の近隣診療所の標榜科目をすべて列挙し、リスト化するとともに、かかりつけ医候補を選択し、機会があれば友人や町の噂をあてに診療所を訪問してみることが必要です。