よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

年末だよね

もう12月11日。今年の仕事収めまであと実質20日ないということに気がつきました。

実際に今年を振り返ってみて、なんかあっという間でしたよね。
今年は多くの病院の関係者にお会いさせていただくとともに、一般企業の経営コンサルティングの別外車についても、あらたな動きを開始した年でした。

仕事をしているなかで多くの志ある仲間と仕事ができました。病院環境が大きく変化するなかで、徐々に本気になる病院が増えたのも実感できました。一般企業のトップと話をしていても、それぞれ打ち出す方向や戦略について自分でも沢山のことを勉強させていただきました。

多くの仲間や部下に支えられ、そしてお客様に可愛がって頂き、今年、1年間頑張ってこれましたが、
来年はより一層視野を広げ、たくさん勉強することによって大きく成長できればよいと考えています。

今日は、私のクライアントである、ホテルを沢山もたれている会社の社長とお会いしました。
来週九州で4つめのホテルの売買契約と、1500坪の港の横の土地の買収へ手をあげる仕事があるとおっしゃっていました。常に繊細に、かつ常に前向きに仕事をしていらっしゃる社長です。
いつも新しいアイデアをどんどん出していただき、新しい方向を打ち出されます。

実際、そのなかからいろいろなことをヒントにすることができますし、次の改革のヒントとなることが多くあります。常に冷静で、かつ沈着そして、情熱的であり攻めまくる社長は、見た目ははでではありませんが、着実に成果をあげているように見えます。

成功する人の要件として、いろいろな事項があげられますが、その社長であれば、
①ビジョンがある
②自分に厳しい
③地道である
④継続する
⑤創造的である
⑥努力する
⑦繊細である(感受性が豊か)
⑧我慢できる
⑨大胆である
⑩学習する
といったキーワードがあてはまります。

病院の理事長や院長においても、そうした方々がいらっしゃいますが、
医療ではなく、マネジメントについては、他での経験がありませんので、その意味ではなかなか本当の意味での経営に長けている医師は少ないのではないかと思います。病院トップは外部の経営者との交流を深め、経営に関わる多くの示唆をもらうことも必要ではないかと考えます。