昨日と本日、中国老人ホーム2つを訪問しました。高級優良老人ホーム北京太申祥和山荘及び般有料老人ホーム吉安老年養老院(YMCA合体事業)の視察が目的です。
前者は、最低60万元(約900万円を入居時に支払うと、後は毎月食費と釣り代程度の支払い以外はすべて無料の有料老人ホームです。
入居者は中国のインテリで、70歳過ぎたかたが本当に楽しそうに、広大な土地のゆるやかな時間を過ごされていました。何家族かお話を聞いて、皆さんが本当に満足しているので、びっくりしました。お嬢さんとの間で、本当に生活がまくいっていると美人の奥様を連れて超幸せそうなご夫婦やPCで機能アメリカの息子と話しをしたという科学技術員の技官のご夫婦は、品がよく、きちっと背筋を伸ばし、70歳を超えているとはとても思えない態度で、接していただきました。
この施設は500室1000人が暮らせます。現状は800人ということでした。スタッフは300人です。池があり施設が整い、診療所があり…といった大型高級モデルです。
後者ですが、大変ななかか少ない人数で、使命感をもって働かれているスタッフの方から、現状をお聞きし、中国の介護事業の現状について、びっくりするような現状であることをお聞きし胸が熱くなりました。
安い入居料(1800元/月程度)介護をする人がおらず、貧しい奥地からスタッフを募集してくるといった苦労話をお聞きしました。スタッフがいれば、60室のうちのあと10室も入居してもらえるのにというお話をお聞きしました。
両者は明らかに異なることが多くあります。それは随時報告します(続く)。
「ドクタートレジャーボックス同時掲載記事」