北京の福祉博覧会では、日本と中国のマーケットの状況が異なるかがわかります。
まず、人がすごく並んでいるブースがありました。人だかりのブースをよくみると、血圧計の測定をしている老人が沢山ならんでいるのでした。
O社の血圧計のブースでしたが、日本で多く販売されている血圧計ではありますが、中国ではまだまだ珍しく、そして普及していないのだということがわかりました。ただ、別のブースで地元企業が血糖値を測定する機器が妙に数多く薬局で販売されており、その意味では糖尿病の患者さんがいるのであるということは予想されました。
また、飲料ですが、Y社の飲料が販売されていました。ものめずらしいらしく、説明をしながら、この飲料は腸の健康に有効です、といった説明がなされていました。健康飲料については他の店舗にもあまり商品が見当たらず、こうした分野のマーケットもこれからなんだということが判りました。
北京では中華料理を毎日食べていましたが(げっそり…)、結局ウーロン茶はみな温かいものであり、冷たいウーロン茶を飲む習慣はないという説明を受けました。健康飲料である黒ウーロン茶のコマーシャルは日本向けであったということです。一つだけ冷たいウーロン茶がある、という四川料理の店がありましたが、でてきたのはS社のペットボトルでした(黒ウーロンではない)。
コマーシャルの真偽を検証せず信じてしまうところがありますよね。
中国に来たことがない日本人で、こうしたことに気がついていない人は多いでしょうね。
S社はさすがです。
「ドクタートレジャーボックス同時掲載記事」