すごく寒い日が続いていますね。今日は東京にも雪が降るということでしたが、私の街では雪は見当たりません。
12月に札幌に出張に行ったときには既に雪が降っていました。今日もきっと北海道では雪がちらついているのでしょう。
たくさん雪が降ったときには、人の足跡は目立ちませんが、少ししか積もっていないときには、人が歩くと雪のうえにくっきりと足跡が残ります。自分が足跡をみているのは、今の時間ですが、足跡は誰かがここを歩いたという事実としての過去をあらわしています。過去が見えるということはとても不思議ですね。
証跡を辿るということがよく行なわれ、そのもの自体の実態を証明するために利用されたりしますが、ただ過去をみる、ということもとても面白いです。これは宿泊先のホテルの前のコンビニの入り口付近の写真ですが、多くの人が、過去を残しています。
何のために誰がここを訪れたのか、あるいは通りすぎたのかは判りませんが、間違いなく過去の切れ端がのこっているのです。
コンビニの前に残った足跡は、それから価値を生み出すものではありません。しかし、明らかに価値を生む足跡(そくせき)もあります。過去が積み重なり成果を出しながら次に進む…。そんな人生を送りたい、と足跡(あしあと)をみて、ふと思ったのでした…。