よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

懸命な孤軍奮闘

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 ホワイトボックス銀座本社のガーデンの植栽の上に、一匹の蜘蛛が巣を作りましt。気が付いたら随分と大きな巣をつくっていたのです。蜘蛛を観察していると、自分が作った巣の廻りをいったりきたり。そしてその廻りをちょっと越えて外にでてみたりして、また中に戻る。

 歩き続けている蜘蛛がそこにいました。

 しかし、獲物は一匹も、少なくとも私がみている20分間の間にはやってきませんでした。
たぶん、巣を作った場所が悪かったのかもしれません。また、作り方が悪かったのかも。マーケティングができていなかったかもしれないのです。しかし、懸命に努力していることには間違いがありません。

 我々はどうでしょうか。日本経済は終焉の時を迎えた。デット(借入金)も大変な量になっている。高齢化が進みこのままでは日本がダメだ…。と考えているのであれば、もっと異なる政策、そして企業は戦略をとらなければなりません。

 私たちホワイトボックス社も、蜘蛛の巣からさまざまなことを反芻しなければならないのです。

 夢をかなえるために努力しているのか…問われなければなりません。地域住民が健康で豊な生活をできるよう病院のマネジメント強化のため、ありとあらゆる角度から、改革に力を入れていきます。それが私たちの決意であり、蜘蛛の巣(=改革の視座、着眼)であるのだということに執着しなければならないのだと思います。

 写真真ん中で、蜘蛛がポーズをとっています…小さいですが。