よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

進化する吉野家と業務改革

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 業務改革の基本は、うまい、はやい、やすいです。医療の質を向上させるためには、個人の技術技能を向上させることと、仕事の仕組みを見直しあるべき仕組みにしていくことです。

 医療の質を評価する指標として、死亡率や、再入院率など、あれこれ指標が出されていますが、そうではなく、この2つをきちっと見据えた活動をしていけば、医療の質は確実に改善されるのです。そこで、うまい、はやい、やすいは、個人においても、仕組みにおいてもあてはまる概念であり、吉野家戦略といういいかたをときどきしています。

 しかし、本家本元はすでに進化していました。

 大阪に出張の折、いつものように吉野家の牛しゃけ定食をいただくため、吉野家に入りました。入るときに、何か気になることがあり、つゆだく、生姜ぶちこみ、生卵戦略で、ごはんをお口のなかに、かき込んだ後、外に出て、気になっていたことの正体がわかりました。

 うまっ!やすっ!はやっ!にこっ!って書いてあ~るしゃないですか~

 まじ、にこっ!です。

 やはり、業務改革もオブリゲーションで行ってはだめです。能動的に楽しく、そして明るく前向きに
いま、自分がやらなくて、誰がやるんだ、率先して改革をすることは楽しい~っ!という感じでなければなりません。

 にこっ!はやられました。


 これからは業務改革に、うまい、はやい、やすい、+「にこっ」を入れていこうと思います。吉野家さん、本当にありがとうございました。