よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

走り続けること

もう既に今年は6月を明日で終わり、平成25年の後半の時期を迎えます 何とかしようと焦りながら抗い、闘いながら時間が過ぎていく。振り返ると思った通りの成果があがっていないいことに愕然とします。 そうであっても、私たちは歩みを止めることはできま…

ベトナム・ホーチミン病院視察

ホーチミンで一番のビルは(68階建て・262m)の、ビテクスコ・フィナンシャルタワーです。 香港のICCが高さ484mで、地上118階建ですから、その半分以上はありますが、まだまだという感じがあります。ビルの高さが国力を示すというわけではありませんが、この…

ベトナム医療事情(1)

ベトナムホーチミンシティのトゥヅゥ病院の医師で滋賀大学医学部に留学経験のある小児科医ニー先生です。 ベトナムは国民の平均年齢が27.4歳であり、35歳以下の国民が70%というとても若い国です。この病院は、年間5万人の出産があり、したがって、…

利他の実現のために

徹底的に、他人(他者)に優しくしようして、あれこれ相手の気持ちを考えたり、あのときにこうすればよかったと思い悩むことがあります。周りに気を遣いすぎ自分の力量を超えてしまうこともあります。 自分がやるべき事もできずに、他のために行動できるのか…

心をコントロールする

昨日、約束の時間に間に合わせるため、ミーティングが終わるや否や慌ててタクシーで、ある地方駅に急ぎました。なんとかぎりぎり間に合い胸を撫で下ろし、おまけに席にも座ることができ、安心して電車で移動していました。 と、突然二三駅を過ぎた頃に、通過…

手作りとシステムの使い分け

その都度考えながら、何かをすることを手作りといい、決まったやり方で行うことをシステムといいます。 手作りは、その都度の対応ではありますが、ものにもよりますが、例えば一つ一つが熟練者の手によりその場でつくられるものであれば、高いレベルのなかで…

コミュニケーションの力

自立している仲間は、それぞれのミッションを果たしつつ、いつでも意思を疎通させることができます。思考の傾向や進む方向が同じ領域にあることで、信頼し合える関係にあるからです。 彼らは自分の成功のためには、他者との関係作りが不可欠であり、協力し、…

輝く人たち

私にはたくさんの尊敬する人たちがいます。ある人は病院の幹部であったり、介護事業者のトップであったり、一般会社の社長であったります。また、そのほかにもたくさんの仕事上の関係者や友人、私の会社のスタッフにも尊敬できる人はいて、彼らからもいろい…

定量的、定性的な判断と行動

感性や感覚はとても大切です。閃きや気付き、予感をもって生きることには大きな意味があります。しかし、よほど凄い霊感のある人でない限り、判断の背景となる確たる確信を生むためのエビデンスや、確証がなく、感覚だけで何もかも理解し、生きていくのは困…

進むべき道

ほぼ、毎日のように病院に訪問していると、それぞれが問題を抱えていることがわかります。 その内容は多様で、解決が容易でないものも、数多くあります。これらを解決するためには、組織一丸となり対応しなければならないところですが、当事者意識のない、…

幸せの定義

毎日慌ただしくして、一日を懸命に過ごすのに精一杯だと、何が幸せなのかを考えます。 よほど健康で生活に心配がない人で、身に降りかかる災難がまったくなく、かつ仕事も家庭も、環境も申し分ないのであれば、幸せなのかとも考えます。 しかし、そんな人で…

高齢者住宅が必要な理由

患者や患者家族は入院時に在院日数を提示され、本人の内心に合致しない状況においても一定の治療が完了したのちには、退院しなければならない状況にあります。 一方、核家族を前提として、独居老人や老々介護の高齢者が増加しています。在院日数を短縮するた…

やらなければならないことを前向きに

自分が何をしたいのかわからない、という人はいないと思います。何が好きなのか、何な興味があるのかを胸に手を当てて考えればすぐに答えを出すことができます。 明確でも曖昧でも、漠然としてでも、何かがそこにあるのではないかと思います。 もし、ないの…

柔軟性ということについて

仕事にしてもプライベートにしても、環境変化にある程度柔軟に対応できる人が成果をあげることができます。これはポリシーを捨てるということではなく、また自分を表に出さないということでもなく、さらには優柔不断ということでもありません。 柔軟とは、「…

別れと変革

私には、過去にいくつもの別れがありました。親戚や友人、仕事仲間、顧客の方々です。 自然の摂理による別れは、自分もそうなることが定めである以上、後悔を引きずりながらも、仕方がないと割りきれる時が来ますが、他の別れのなかには、誤解や勘違い、そし…

先をみるということ

先をみるということは、よほどの知識や経験がなければできないことではないかと思います。さらに、何かの変化を基礎として将来を予想するためには、変化を観測するための指標を自分のなかで決めていなければなりません。 これは経済指標や他の指標だけでは…

計画性という特性

計画性をもって、何かをすることの大切さは誰もが知っています。しかし、その精度や実行についての程度は、計画性とは別の次元であり、同一に語れません。 計画倒れ、見かけ倒し(少し意味は異なりますが…)等といった言葉があるように計画性ががあるといって…

自立と連帯

人間、最期は一人で終わらなければなりません。誰も助けてくれないし、一緒に行ってくれません。 もちろん、他の立場からすればある人を助けたいし、一緒にいたいと思うこともあるでしょう。心からそう望むことがあるのも分かるし、自分にもそうした人は少な…

満足の源泉

何事も興味をもって、それに習熟する迄、やり続けることが必要です。 どのようなことでも、1000時間が成果をあげる一つの区切りだと言われています。成果とは、難しい資格を取得することや、その道の専門家になることなどです。もちろん、大家(たいか)にな…